社会医療法人 寿会 富永病院

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疾患辞典

三叉神経麻痺

三叉神経麻痺

概要
原因
検査・診断
治療

概要

三叉神経は顔面の知覚ならびに咀嚼筋の運動を支配する脳神経であり、麻痺によって顔面の感覚が障害されると特に角膜障害による視力低下が問題になることがあります。

症状

  • 顔のしびれ
  • 難治性の角膜潰瘍
  • 視力低下

原因

脳腫瘍、脳卒中など

検査・診断

神経学的検査や画像検査

治療

三叉神経麻痺による角膜障害および視力低下に対して、健側の前額部の知覚神経である滑車上神経から患側の角膜との間に神経移植をおこなうことで角膜の知覚が回復し角膜障害の改善と予防、視力の回復が得られることが北米を中心に報告されています。当科では現在北野病院眼科と協同してこの治療をおこなっています。また、頬部など顔面の他の部分の知覚障害でも同様の手技で治療できる場合があります。

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